市民が知らない市役所移転問題

いま、枚方市役所が移転され岡東中央公園を含めた駅前が再開発されようとしていることを皆さんはご存知でしょうか?

現在の市役所の場所からかなり離れた郵便局の奥、税務署のあたりに市役所を新築移転し、跡地に大型高層マンション群を誘致する計画が市民にほとんど知らされることなく進められようとしています。

 

新しく建て直すならいいじゃないか。駅前が再開発されるならなおいいじゃないか。

そうお考えの方もおられると思いますが、何が問題なのでしょうか?

問題は市役所の場所と駅前の再開発計画の見通しの甘さにあります。

 

駅前再開発についてはこの次の稿で書きますが、

市役所の場所が現在の場所からさらに遠くなることで真っ先に市民が利用するのに不便になります。

足の不自由な方やベビーカー、車いすなどでも駅からまだ歩いて行けた現在の土地からさらに離れてしまうと、

用事があっていくための市役所がとても不便な場所に立地することになってしまいます。特に高齢者や障がい者には市役所が遠く、利用しにくくなります。

 

市は駅前に新たに市役所分室を作る計画ですが、そもそも移転しなければ不要な追加費用です。市役所は現在の場所での建て替えか、すぐ横の市民会館跡地(市民会館はラポール横に移転予定)に建て替えるべきです。

 

30年後には老朽化が進む高層タワーマンション群を誘致するための移転ではなく、これからどんどん高齢化が進む日本社会において、子育て世代を含めたすべての人が晴れの日でも雨の日でも使いやすい市役所のユニバーサルデザインを進めるべきです。

 

そしてさらに問題なのはこの計画がほとんど市民に知らされずに進められていることです。

市民すべてが利用することになる市役所の移転計画はその計画の初期から市民に公開し、広く意見を求めるべきではないでしょうか。

 

このやり方は4年前、市民無視で進められ、

反対運動が大きく湧き上がった結果計画中止になった香里ケ丘中央公園の美術館建設問題を思い出させます。

 

手塚たかひろは、市役所の建て替えは必要と考えていますが、現在の計画での市役所移転に反対です。

市役所は現在の場所か、すぐ横の市民会館跡地に建て替えるべきです。

その方が、費用も少なく早期に建て替えもできます。

  

4年前、香里ケ丘中央公園の美術館建設計画が持ち上がった時、

その経緯の不透明さと市民を無視した強引な計画の進め方、中央公園の豊かな自然を破壊することになる計画、税金の垂れ流しの収支計画などから私を含めた多くの市民が反対運動に立ち上がりました。

 

議会はそれでも計画を承認、市も反対運動を押し切って美術館建設を強行しようとしましたが、

地元の市民とともに私も美術館建設予定地の香里ケ丘中央公園にみまもりに立ち続け、議会で反対討論を繰り広げました。

 

1年半にわたったみまもり運動と反対運動の結果、市は計画を一旦中止、最終的に白紙撤回にまで持ち込むことができました。

結果的に美術館の維持管理費7000万円×30年の21億円のムダ遣い(契約上30年の維持管理が定められたため)を止めることができました。

 

詳しくは枚方市美術館問題を参照

 

市役所移転や駅前再開発も市民の大きな声で一旦停止、変更をさせることは十分に可能です。

 

ぜひ興味を持ってこの問題を知ってください。